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【
ロケーションフリーなテレビたち.
】
*場所を選ばす色々な方法でTVを視る.*
≪
ロケーションフリーテレビシステム
について
≫
ソニーから発売されている、以前「エアボード」と言われていた製品です。
(海外製品名の"Location Free TV " と合わせた様です)
パソコンを「どこでもテレビ」にする為に、2005年10月1日に発売されたのが
LF-PK1
(ベースステーション)と
LFA-PC2
(PC用プレイヤー)、及び10月13日配布の
PSPアップデータ
(システムVer.2.5) です。
ベースステーションが3万円ちょっと、PC用プレイヤーソフトが2千円弱ですので、衝動買いの範疇にぴったり入って来ます。
しかも、ソニーのポータブルゲーム機「PSP」までもネットワークプレイヤーに設定出来るというのは、ビデオ関係を趣味でいじって来た人にとっては「とりあえず買うしかないっしょー!」と言わせるのに十分かと思います。
★
かくいう私も先週買って来ました。
とりあえず、手持ちのPSPのファームを2.5にバージョンアップして、半自動のお手軽設定モードで接続完了しました。
また、ちょっと私の自宅の特殊なネットワーク環境でてこずりましたが、PCからの接続も完了しました。
('05.10.22)
▼
宅内接続(PSP-無線)
・・・自宅で寝っ転がってPSPでテレビ.
▼
宅内接続(PC-有線)
・・・自宅でパソコンで作業しながらテレビ.
▼
宅外接続(PSP-無線)
・・・宅外からPSPでテレビ&Webアクセス.
▼
宅外接続(PC-有線/無線)
・・・宅外からパソコンでテレビ.
今までの主なユーザーは、海外への単身赴任者や国内でも地方への長期出張などをする人々だけでした。
その大きな理由は「専用の10〜12インチで2kg以上もある液晶端末」を持って行く必要があるということに尽きると思います。
モバイルノートにプラスして、モバイルノートPC以上の重量物をそうそう持ち歩く酔狂な人はあまり居ないということかもしれません。
最近、液晶端末は専用品ではありますが、7インチで600g程度の
LF-X5
が発売されて名前もエアボードから「ロケーションフリー」へと変わり、それなりに普及するかに思えました。
しかし、やはりその「価格」のせいか、電気量販店でも今ひとつ粗略に扱われてますし、一般への認知度や必要性のアピールも弱いと思われます。
(12インチ以下の液晶テレビとごっちゃになって並べられているし.. ロクに説明も無いし..)
この7インチモデルでも12万円以上しますので、よっぽど「どうしても欲しい」という動機付けが無いと、お金に余裕がある人でも買うのにちょっと躊躇してしまうのかもしれません。
(やはり、7インチセットモデルで6万円は切ってくれないと、普及は難しいかと.. 無理か?)
▼
宅内
接続
(PSP
-無線)
思いっきり簡単です。
ファームウェアをパソコンからダウンしたファイルで2.5にアップデートしたPSPのメニューの「ロケーションフリープレイヤー」を選びます。(別なAPに先に繋いでしまったのでマニュアル接続です。)
次に[新しい接続の作成]を押して適当な接続名を入れます。
ベースステーションの裏のセットアップモードボタンを押し、ワイヤレスLAN設定で「検索する」を選ぶと、自分のロケフリベースステーションを含む自宅周辺の無線LANのアクセスポイントが一覧で出ます。 (↓ちょっと悪用できそう...)
その中の「LocationFree.0001...」と表示されていて、電波強度が100%なのが自分のなのでそれを選んで本体の側面に書いてあるWEPを入れてやれば接続完了です。
これで、宅内のロケフリベースステーション内蔵の無線LANアクセスポイントに、直接PSP内蔵の11b無線LANで接続してテレビ視聴及びWebアクセスが出来る様になります。
テレビ視聴はチャンネルを切り替えるとちょっとタイムラグが気になります。
だいたい4〜5秒といったところでしょうか。 連続してチャンネル切り替えボタンを押すと押した回数を覚えてそれで切り替え先のチャンネルを先に表示してくれるので、一回一回に数秒かかる訳ではありません。 (慣れればさほどストレスも感じなくなります。)
▼
宅内
接続
(PC
-有線)
これもまた簡単です。
ロケーションフリープレイヤーPC用ソフト「LFA-PC2」をインストールするだけです。
後はロケフリベースステーションの裏のセットアップボタンを押して自動検索で見つけてくれます。
ウチはCATVなので、VHFの空きチャンネルにUHFが混ぜ込まれています。
これを再設定する必要はありましたが、後はおおむね普通のビデオ機器と同じです。
思わぬメリットとして、既存のキャプチャデバイスと共存出来ることが分かりました。
下記の様にロケフリTV-PCと、USB接続のキャプチャデバイスが同時に動作して、そのままそれぞれ通常の動画表示と操作が出来てしまいます。(音声はダブって聞こえますが。)
画面をキャプチャして分かったのですが、USBキャプチャBOXは通常のハードウェアオーバーレイで動画表示をしていますが、ロケフリTV-PCの方はソフトウェアオーバーレイで表示しています。
そのため、ロケフリTV-PCの方はそのままキャプチャ出来ますが、USBキャプチャBOXの方は動画表示ウィンドウの中が真っ黒になってキャプチャ出来ていませんでした。
仕方なく、別途USBキャプチャBOX自身の静止画キャプチャ機能で画面を撮って合成しています。
(下記画面キャプチャ画像。 実際には両方スムーズに動いています。)
↓CanopusのUSB2.0接続キャプチャBOX,「MTU2400F」の表示ウィンドウです。
↑ソニーのロケフリTVシステム,「LF-PK1」+「LFA-PC2」の表示ウィンドウです。
うーん...動きは非常に滑らかなのですが、解像度が...
どうやら色々な情報をまとめると下記のスペックの様です。
・最大画質時のビットレート:2Mbps(MPEG4)
・解像度:320×240
・フレームレート:30fps(29.97fps)
ロケフリプレイヤーPCではパソコンの画面に全画面表示も出来るのですが、動きは滑らかなものの所詮はQVGAの解像度なので細かいところがジャギってしまいちょっと興醒めな部分もあります。
(USBキャプチャユニットの画面で同じことをすると、元々720×480ドットの解像度なのでジャギーは一切見えません。これと同じ画質を期待していたのですが...)
宅内でPCに繋いでいる時に限った仕様で構わないので、是非640×480ドットの解像度で4Mbps程度出るモードを付け加えて欲しいものです。(オンラインアップデート可能なので..)
▼
宅外
接続
(PSP
-無線)
宅外の無線LANアクセスポイントにも繋げてみました。
PSPに無線APのSSIDとWEPを設定し、AP側にPSPのMACアドレスを設定すれば即接続です。
この状態でWebブラウザが使えるので、早速ここのページを表示させてブックマークしました。
うーん、そこそこ使えるよーな使えないよーな..
所詮ゲーム機なので、使えるボタン類が少ないのが災いして文字入力が半端でなく面倒です。
(nintendoのDSの様にタッチパネルが使えたら良かったのですが..)
但し、文字入力以外のユーザーインターフェースは秀逸です。
レスポンスは最高だし、画面のレンダリングスピードも並みのPDAよりは高速だし、フレームにもきちんと対応しているし、カーソルキーでクリッカブルフォーカス移動が出来て、アナログスティックでマウスカーソルの移動が出来て(IBMのトラックポイントみたい)、ロボタンを押したままアナログスティックを動かすと画面全体の縦横スクロールが出来たり、と、非常に良く出来ています。
また、画面上にある画像ファイルやファイルリンクもあらかたダウンロード出来てメモリースティックDuoにフォルダを指定して保存出来ます。
特にMP3ファイルはそのまま保存して音楽プレイヤーモードに移って再生出来ます。
(MIDIファイルは保存出来ても再生出来ないのが残念ですが。)
また、PSP用の動画もそのままメモステDuoに保存して動画プレイヤーで再生出来ます。
★
試してみました>宅外テレビ視聴。
説明書で理屈は理解していましたが、こうも全くの全自動で繋がると拍子抜けです。
(ソニー提供のダイナミックDNS利用の全自動設定&認証システム)
ただ、さすがに自宅のADSLの上りが800kbpsしか無いのが原因で、PSPのロケフリクライアント画面の設定で5段階の画質調整の4以上にするとかなりコマ落ちが発生します。
3で落ち着きましたが、この設定ではかなり大きなブロックノイズが見えます。
ただ、動きは滑らかで音声も途切れずにきちんと再生するので、字幕やテロップをしっかり読もうとしない限り、さほど不都合はありません。
あと、ひとつ大きな不満点としてPCソフトではサポートしているのにPSPでは端折られているのが、外部入力に接続する機器用のリモコンの種類です。
・PCソフトでは標準でHDDレコーダ以外にもVHSビデオデッキのコードが全て入っています。
・PSPではHDDレコーダはあらかた入っていますが、VHSビデオデッキのコードは入っていません。
ロケフリベースステーションに三菱のSVHSデッキを繋いでいますが、これをPSPから制御出来たら有効に使えるのにと思っていたのが当てが外れてしまいました。
(シャープのガリレオも、NECのAX-300も、マイナー過ぎてHDDレコーダとしてのコードが登録されていませんでしたので、是非ともSVHS程度はっと思っていたのですが...)
('05.10.25)
▼
宅外
接続
(PC
-有線
/無線)
★
宅外から東芝の
リブレット(U100)
で接続してみました。
内蔵のワイヤレスLANでも有線接続でも全く同じ様にあっさり接続できます。
やはりPSPと同様にADSLの上りの帯域の狭さの影響をモロに受けます。
ただ、PSPよりは多少粘る様で、画質設定の4でなんとか見られます。
(しばらく見ていると時々コマ落ちしていますが、画質との兼ね合いで許せます。)
ここで気が付いたことがありますが、本来のロケーションフリーテレビシステム又はPSPでは端末側に映像出力が無い為に、外部レコーダ(VTRなど)に記録することが出来ません。
しかし、端末側がパソコンだとすると、外部ディスプレイ出力(RGB)をビデオ信号に変換するコンバータを使えば、本体のステレオヘッドフォン出力と合わせてVTRなどに録画出来てしまいます。
(最近ではPC本体にSビデオ出力が付いた物も数多くありますし。)
これによるカジュアルコピー(っと言えるかどうかは疑問ですが)を防ぐ意味で、画面の解像度が320×240のQVGAに抑えられているのではないでしょうか?
(縦の解像度が480dot無いと、まともなTV映像とは言えないので..)
もし、QVGAに制限されている理由が上記のとおりだとすると、ベースステーションとクライアントソフトのバージョンアップによる解像度アップは絶望的だと思われます。
(素直に7インチの
LF-X5
を買って、800×480dotの液晶で見るのが吉でしょう。但し、転送レートが4Mbps以上確保出来ないとまともな画質にはならないと思いますが..)
('05.11.08)
上記宅外PSPと同様、まだ自宅内ロケフリベースステーションの「NetAV接続」設定をしていなかったので実現できていません。
上記内容で実現しました。
また、ロケーションフリープレイヤーPC用ソフト「LFA-PC2」をPC毎に入れる必要があるのでこれもまた買いに行かねばなりません。(シリアルキーと恐らくPCのMACアドレスで個体認証してる?)
うーん、ロケフリPCソフトはシリアルキーだけでもダウンロード販売して欲しいですねー。
追加ライセンスを入手するのが面倒でいけません。
(ベースステーションに30日間のお試し版が付いているので一時凌ぎは出来ますが..)
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